1カウンセリングと精密検査
患者さまがお悩みになっていることをお伺いし、インプラント治療の内容を詳しくお話しします。それから精密検査を行ない、顎骨の状態などを調べます。当院では歯科用CTなどの先進的な設備を導入しており、患者さまの状態を精密に分析できます。
大阪市でインプラント治療を受けるならりゅうぼく歯科
menuインプラント埋入後は、適切にケアができていなければインプラント周囲炎などの症状が発生しやすくなります。また、治療後の違和感や痛みといった不具合が起こる可能性もあります。当院では治療後の不具合についても、全力でサポートします。他院でのインプラント治療後に起きた腫れや痛みなどの症状も診察しますので、「ほかの歯科医院の意見を聞きたい」という方もご来院ください。
歯周病や口腔外科、噛み合わせなど、インプラント治療にはさまざまな領域の知識が必要になります。当院ではあらゆる歯科治療について熟知している歯科医師がひとつの症例に対応するチーム医療で、総合的な診断・治療を行なっています。あらゆる視点で分析することにより、安全で精度の高い手術が可能になります。
当院に在籍している歯科医師らは、インプラント治療について充分な実績をもっています。さらに、歯科用CTをはじめマイクロスコープやエルビウムヤグレーザーなど、インプラント治療をより精密に行なうための先進的な設備を取り揃えています。確かな知識・経験と充実した設備を兼ね備えることで、治療に対してさまざまな選択肢をご用意できます。患者さまのご希望を伺いながら、ベストな治療方法をご提案します。
手術をともなう治療に対して強い不安感を覚える方は、少なくありません。精神的な恐怖心を取り除き、安心して治療を受けていただけるように静脈内鎮静法という麻酔の方法を導入しています。
これは、点滴によって鎮静剤を動脈に投与するもので、ウトウトした心地よい状態で手術を受けられるというものです。治療中のことがほとんど記憶に残らず、いつの間にか治療が終わった感覚になります。
患者さまがお悩みになっていることをお伺いし、インプラント治療の内容を詳しくお話しします。それから精密検査を行ない、顎骨の状態などを調べます。当院では歯科用CTなどの先進的な設備を導入しており、患者さまの状態を精密に分析できます。
歯周病などにかかっている場合、手術の前にそちらの治療をします。歯周組織に付着している歯垢を除去することで、インプラント治療の成功率も上がります。手術ではしっかり麻酔を効かせたうえで、顎骨に穴を開けてインプラント体を埋入します。
顎骨に埋入したインプラントがなじむまでお待ちいただく期間です。インプラントが骨と結合するまで、約3~6ヶ月ほどかかります。この間は仮歯が入らないケースが多くなりますが、見た目が気になる場合は仮歯を検討することもあります
オステル測定器を使い、埋入したインプラントが安定していることを確認します。患部の歯肉を再び切開し、アバットメント(支台)を連結して歯肉を整えます。それから上部構造を装着し、最終調整をして治療は終了になります。
埋入したインプラントと歯肉など軟組織との結合を確認するため、定期的なメンテナンスを含めて経過観察します。インプラントを清潔に保つことで良好な状態を維持できるので、メンテナンスの際は検診やクリーニングなどを徹底的に行ないます。
ソケットプリザベーションは「抜歯窩温存療法」ともよばれている治療です。抜歯によりできた穴に骨補填材を充填し、コラーゲンでできた人工膜を被せて歯肉を縫合します。骨補填材やコラーゲンの機能によって骨が減るのを防ぐもので、骨造成をせずにインプラント治療ができる可能性が高まります。
重度の虫歯などにより、根管治療をしても残せない歯を抜歯します。抜歯した状態のままにしておくと、骨が吸収されて痩せてしまいます。そこで、ソケットプリザベーションを行ないます。まずは抜歯窩(抜歯によりできた穴)を清掃し、きれいな状態にします。
抜歯によってできた穴に人工骨や骨補填材などを入れます。これにより、骨が吸収されるのを防ぎます。さらにコラーゲンで作られた人工膜を被せて、細菌の感染を予防します。
コラーゲンの膜を被せたところで、歯肉の縫合、または仮歯をセットします。抜歯窩を閉鎖した状態になり、このまま数ヶ月の治癒期間に入ります。人工骨などが自然に骨化していきます。
抜歯窩に埋入した人工骨などが骨化し、骨の量や歯肉の退縮に問題がないことを確認します。骨が充分な量であれば、骨造成などの治療を行なう必要がないか、小規模な治療で済みます。インプラントを埋入できる状態になったら、インプラント治療を開始します。
埋入したインプラントと歯肉など軟組織との結合を確認するため、定期的なメンテナンスを含めて経過観察します。インプラントを清潔に保つことで良好な状態を維持できるので、メンテナンスの際は検診やクリーニングなどを徹底的に行ないます。
永久歯を大切に磨くのと同じように、インプラントもケアをしなければ寿命が短くなってしまいます。インプラントの歯そのものは人工なので虫歯にはなりませんが、周囲の組織は炎症を起こしやすくなります。治療後の毎日のケアや定期メンテナンスを怠ると、インプラント粘膜炎やインプラント周囲炎にかかってしまいます。メンテナンスは重要であるということをご理解いただきながら、インプラントを少しでも長く使っていただきたいと思います。
インプラント周囲疾患
・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、主治医が指定した期間は控えてください。
・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。
・人体に影響しない程度(0.15dB以下)の、ごくわずかな被ばくがあります。
・妊娠中または妊娠の可能性のある方は検査を受けられないことがあります。
・精密な治療を行なうための歯科用顕微鏡であり、焦点の合う範囲が狭いため、立体的な観察機器としては必ずしも適しません。治療内容によっては使用しない場合があります。
○Er:YAG(エルビウムヤグ)レーザーを用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用
・虫歯治療で患部を削る場合は、その進行が初期の場合に限られ、進行したむし歯には切削器具などを併用することになります。
・虫歯治療で患部を削る場合は、切削器具ほど精密に削れないことがあります。
・このレーザー治療機を使ったことにより、虫歯や歯周病などの病気が再発しないというわけではありません。一般的な歯科治療を受けられたあと同様に、適切なケアや生活習慣を行なっていないと、病気が再発することがあります。
・表面麻酔薬の使用により、じんましんやむくみなどを発症することがあります。
・浸潤麻酔の使用により、アドレナリンの影響で血圧上昇や動悸などを発症することがあります。高血圧症や心臓疾患のある方は注意が必要なので、事前にお申し出ください。
・笑気吸入鎮静法の実施により、ごくまれに効果が切れたあとの吐き気や嘔吐、末梢神経障害が現れることがあります。
・静脈内鎮静法の実施により、薬剤による影響や全身疾患との関連から重篤な副作用を引き起こすことがあります。持病のある方は注意が必要なので、事前にお申し出ください。
・全身麻酔により、吐き気や嘔吐、肺炎、アナフィラキシーショック、悪性高熱症などを発症することがあります。また、誤嚥性肺炎を起こすことがあるため、治療前日24時以降は絶食いただいています。
・そのほか、麻酔薬の影響ではなく緊張状態や麻酔注射時の疼痛により起こる脳貧血により、悪心、吐き気、手足の震え・痺れが起こることがあります。
・麻酔効果が切れるまで口の中の粘膜や唇の感覚が麻痺しているため、唇を噛んだりやけどなどをしないよう、食事は避けてください。
・アルコールにより血流が良くなり、出血・腫れ・痛みが増してしまうことがあるため、飲酒は避けてください。
・薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器です。インプラント体の安定性を測定するための診断機器です。インプラント体、またはアバットメントに装着する計測器具を使用して、非接触でSQ値(インプラント安定指数)を測定できます。
○クリーニング・PMTCにともなう一般的なリスク・副作用
・歯科医院でのクリーニング・PMTCだけでは、虫歯・歯周病の予防はできません。日ごろから歯磨きなどのケアに努めることで、予防効果を上げられます。
・歯肉の腫れや歯肉炎のある方は、器具が当たることにより痛みや出血をともなうことがあります。
・着色汚れや歯垢・歯石はクリーニング・PMTCで除去できますが、効果は永続的ではありません。いずれも再付着するものなので、定期的に受診して処置を受けることが大切です。
・歯周病の進行状況によりますが、歯垢や歯石の除去時に痛みを感じることがあります。
・治療に対して患者さまが協力的でない場合は、改善に時間がかかり、治療期間・回数が増えることがあります。
・歯周病の基本治療で改善しないときには、外科的歯周治療や歯周組織再生療法が必要になることがあります。その場合、歯肉を切開するため腫れや痛みをともなうことがあります。
・治療後歯肉が下がることがあります。
・治療によって歯肉が引き締まってくるため、被せ物と歯肉の段差とが目立つことがあります。